心理学的経営の 6 つの要素
心理学的経営の 6 つの要素
動機づけ : リクルートの社員が元気なのは、「自分はできる (自己有能性)、自分で決める (自己決定性)、認められている (社会的承認性)」 と思える環境を用意することで、個人を主役として動機づけしているから
二要因論や職務設計の中核五次元といった心理学の知見が基礎
自律したチーム : 「所属が明確」 「お互いの個性がわかる人数」 「強い連帯感」 「邪魔されない意思決定」
ホーソン実験などの行動科学の研究や、クルト・レヴィンのグループ・ダイナミクス (集団力学) の研究をもとに実践
組織の活性化 : カオス状態を自ら引き起こし、既存の秩序を自己否定する、危機感と緊張に満ちた自己革新組織
活性化は自己否定から始まる → アンラーニングによる自己否定が組織に抵抗を巻き起こす
リーダーシップ : リーダーシップの発揮に必要なことは行動
適性 : 社員適性を見極める
「仕事ができるか?」 「職場の人とうまくやれるか?」 「自分らしくいられるか?」
SPI など
個性化 : ひとりひとりの個性を尊重
MBTI というパーソナリティテストを通じて働く人の自己理解、自己受容、自己実現に取り組む
参考文献
心理学的経営 個をあるがままに生かす